幸せの住まう場所

 チルチルとミチルは、幸せの青い鳥を探して旅にでましたが、この青い鳥、いそうなところにはおらず、意外なところに住む様です。

 幸せというと、皆さんはどんなことを思い浮かべますか。お金があること、財産を築きあげること、毎日を宴会の様に過ごすこと、さらには、健康であること、良き伴侶がいること、等が考えられます。

 一方、先程あげた条件を何一つとして持っていない人で、輝くばかりに生き生きとして暮らしている人を知っています。彼女はイエス・キリストを主とも友ともし生きています。幸せは、この彼女のところに住んでいました。

 聖書に「心の貧しい人は幸いです。天の御国はその人のものだからです。悲しむものは幸いです。その人は慰められるからです。」という言葉があります。

  幸いとは、豊かさの中にあるものではないようです。イエス・キリストのうちに、それはあり、主はどんな逆境の中でも、喜びをもって生きてゆくよう、私たちを導いて下さいます。

 

イスラエル北野

み声新聞2004年5月2日号(259号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)