イエスに帰ろう

  先日、教会で子どもたちのゴスペル&ゲーム大会がありました。小学生2名が新しく来ていましたが、イエスさまを自分の救い主として受け入れる人、と言われた時に、2人ともハイと高々に手を挙げました。子どものこういった素直さに学びたいものです。

  私も、二十何年か前の12月に、イエス・キリストを救い主として信じ告白しました。それは思い出深い日です。なぜなら、この日の信仰をもつ決心によって、私はサタンの支配から解かれて、イエス・キリストによって神の支配の内を歩むようになったからです。

  それは、ものすごくはっきりとした体験でした。イエス・キリストを信じる前の私は世の子で世の子が犯す罪を同じ様に犯していました。また占いや魔法によって、自分の人生を動かそうと思っていたこともありました。

  当時の私の主は、自分そのもので、神に敵対するものでした。心は暗く、いつも自殺のことばかり考えていました。神を憎むという点で悪魔の強い影響を受けていたと思います。

  しかし、罪の増し加わるところには恵みもまた増し加わるのです。私はクリスマスで歌われていた賛美歌の一節「などかはおろさぬ負える重荷を」(どうしてお前は負っている重荷をおろそうとしないのか)この愛に満ちたひとことで神に立ち返ったのです。

  聖書には、「神は私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。」という一節があります。

  罪の道、憎しみの道、呪いの道を負って生きていくのは、まさに、暗やみによる圧制の人生です。しかし、あなたも全ての罪を告白し、悔い改めイエスを主として受け入れるなら、あなたの人生は神の支配のもとに戻され、神の子としての祝福を受け始めます。

  イエスに帰りましょう。イエスの恵みはあなたの失ったものを償って余りある大きなものです。

イスラエル北野

み声新聞2005年1月23日号(297号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)