自殺について思うこと

  北海道の河辺で、集団自殺がありました。その他にも自殺のニュースが流され、増加傾向にあることがうかがい知れます。

  一口に自殺と言っても、人それぞれの理由があり、一言でくくれるものではないでしょう。

  私もまた自殺志願者の一人でありました。四半世紀におよぶ経過をたどりましたが主イエスの守りと忍耐に助けられて生きる道に行かせていただきました。

  聖書に次のような箴言があることをご存じでしょうか。

  「わたしを見失う者は自分自身をそこない、わたしを憎む者はみな、死を愛する。」

  わたしとは、神またはイエス・キリストをさしていると言ってよいでしょう。多くの自殺志願者の中には、死を愛する思いというのがあります。そして知りもせぬ神を憎んでいます。これはサタンの働きによります。

  死を愛する、ここが私の自殺志願の原点でした。これを悔い改め神を愛すると決めた時、私はいのちの方向へと向けられたのです。

  愛すべきお方は、イエス・キリストであり、父なる神様です。なぜならこの交わりには愛があるからです。神様は素晴らしいお方です。十字架であなたを暗闇から買い取ってくださいました。救い主イエスをあなたの心にお迎えしてゆきましょう。

イスラエル北野

み声新聞2005年3月6日号(303号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)