イエスのみ名

  先日の夜の礼拝で、娘が急にぐったりとしてしまいました。吐き気が強く、体を横たえつつ、礼拝に参加しました。礼拝のご臨在は素晴らしく、メッセージもかゆい所に手がとどくような実のあるものでした。なのに、具合が悪くなるなんて、つじつまが合いません。

  結論からいいますと、娘は、悪霊によって一時的に攻撃されたのです。礼拝の終わりに、講壇から、「イエス・キリストのみ名によって命ずる。病の霊を縛る」牧師がこういい終えるや否や、たちどころに元気を取り戻しました。ああすっきりした、と言ってけろっとしているのです。

  イエス・キリストは、「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。」(マタイの福音書28章18節)と語っておられます。イエスの名には、権威があるのです。娘が治ったのも、イエス・キリストのみ名によって、命じられたゆえに、悪霊が出てゆき、いやしがなされたのです。

  イエス・キリストが救い主であることを知っている人は多いでしょう。しかし力ある方、権威ある方として知っている人は少ないかもしれません。聖書でイエスがなされたすべての力あるみわざは、終わりの日の今は、教会を通して現されています。救い主なる主イエスを信じ、さらに大きな神の勝利をキリストのみ名のうちに見出してゆきましょう。

イスラエル北野

み声新聞2005年4月17日号(309号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)