光を信じなさい

  このところ、大勢の人が亡くなるという事故・災害が続いています。また個人的には、母の友人のお孫さん6歳が、バスに頭部を巻き込まれて死亡しました。

  皆まさか自分の知り合いが、それもまさか死んでしまうなんて、とショックの色を隠せないでいます。いつかは来るとわかっていても、こんなに早いとは、というのが、誰もが感じたところでした。彼の兄弟たちは、口々に、彼は天国に行けたのか、もう一度会えるのか、と真剣に大人たちに聞いてきました。確信をもって、彼らに答えを与えられた大人はいたでしょうか。

  イエス・キリストはただひとりの救世主です。イエス・キリストの十字架での死と復活は私の罪を赦すためのものであるということを信じるならば、救われます。永遠のいのちが与えられ、私たちは神の子とされます。どんなにひどいことをしたとしても、悔い改めれば赦され、同じように神の子として受け入れられるのです。

  これをイエス・キリストの福音といいます。6歳の彼は福音を聞いたでしょうか?それは今すべてが神の御手の上にあります。神にお委ねしてゆきましょう。

  世は、ますます悪くなってゆきます。頼りとしていたものがいかにもろいかを痛切に感じる時がきています。事故や災害がいつこの身に降りかかってくるやも知れません。

  事故や災害がすべて裁きではありませんが、裁きの時代を避けることはできません。靖国参拝など、国家レベルでの背信があるとき、裁きもまた国家レベルでなされるのです。

  「あなたがたに光がある間に、光の子どもとなるために、光を信じなさい」(ヨハネの福音書12章36節)聖書にはこのように書かれています。救い主イエスを、今信じましょう。

イスラエル北野

み声新聞2005年5月22日号(313号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)