かつてこのコーナーで「時代の人」として内閣総理大臣に就任したばかりの小泉純一郎氏を取り上げたことがあります。メールマガジンやクールビズなど最先端のアイテムをうまく用いることのできる感性に、新時代の申し子のように思えました。新しい時代・21世紀を、善きにつけ悪しきにつけ、現してゆくキーパーソンであると思います。
彼は、この天地を造られ治めておられる唯一の真の神によって、日本の国の長(おさ)として立てられましたが、ご本人はその方を知っておられません。むしろ靖国(神社)参拝という偶像礼拝を公に一国の長としてなしたという事で、真の神、主のみこころを大いに損ねました。
聖書の中でも、いろんな王たちの政治やその結末が記されていますが、偶像礼拝をなし、真の神、主に立ち返ることをしない王や貴人は一様に裁きを受けています。そして国民全体にも裁きがなされるのです。
靖国などを参拝した首相の咎(とが)は、国民に及びます。災害や地震が時代を語っていないでしょうか。
神は、偶像礼拝を悔い改めて、真の神、主ご自身に立ち帰るよう、忍耐深く待ってくださっています。どうかそのあわれみの期間のうちに、国民(くにたみ)が目覚めて、主をおのれの神としますように。
自民党は、50年の節目となるこの年に、大きく割れました。政治的安定というものも、もはや私たちの内から失われてきているのかも知れません。
確かなる土台は、神ご自身のうちにあり、そのことばにあります。
「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない」 (ペテロの手紙第一1章24・25節)
変わることのない神のことばに、人生の錨(いかり)をおろそうではありませんか。
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