永遠のいのちへの奪回

  みなさんは、サタンや悪霊が実在するとお思いですか。サタンや悪霊は目には見えませんが、います。しかもこの世の神、この世の支配者です。イエス・キリストの十字架を人々が信じて救われることがないよう、日々動いています。

  イエスを信じると、人は救われ、永遠のいのちが与えられます。世の人と同じように、ミスをしたり、罪を犯してしまいますが、イエス・キリストの十字架のゆえに、罪も失敗もすべて赦され、赦された罪人として、あたかも罪がないかのように扱われてゆくのです。

  その祝福のポイントは十字架にあります。イエスは世から私たちが贖い出されるため、ご自身を代価として支払われました。十字架です。十字架上で死に、3日目によみがえることを通して主はサタンに勝利しました。すべての人がこの十字架を信じることによって、神の元へ帰ってくることができるように道を開いてくださったのです。

  それゆえ、イエス・キリストを信じる者は、世に対して、死んだのです。ですから、サタンが支配する世ではあっても、神の御国の子として、この世にあっても天国人としての人生を生きるようになったのです。しかし、サタンもそうやすやす引き下がる玉ではありません。救いに疑いを抱かせたり、誘惑し、あわよくば元の死んだ状態に戻らせようと働いてきます。ここに戦いが生じます。

  聖書には次のように書かれています。

「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」 (ヤコブの手紙4章7節)

  イエスを信じる者は、既に世に打ち勝ったのです。悪魔に惑わされることなく、主に従い、救いの確信に堅く立ちましょう。十字架を通して主は、既に、あなたが神の子として戻って来られるよう、すべての準備を終えられたのです。

イスラエル北野

み声新聞2006年1月29日号(347号) 」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)