信仰が引き出すもの

  今回、ロシア・ギリシャ・パトモスチームが、霊の戦いや示しなどを目的として現地に遣わされます。

  北海道で、開拓伝道に入った私たちには、待ちわびていた戦いです。ロシアの霊の戦いが北海道の宣教にかかわると示されているからです。主の勝利は確実に的を射、私たちの覆いが取り除かれる日は近いでしょう。

  しかし、主のみこころをはっきりと確信しながらも、手元には必要な費用が全くなく、申込金すらありませんでした。

  ちょうどそのころ、A牧師が来道され、信仰を用いるということをメッセージされていきました。

「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。私たちの願う事を神が聞いてくださると知れば、神に願ったその事は、すでにかなえられたと知るのです」 (ヨハネの手紙第一5章14、15節)

  その日から、祈りの言葉が変わりました。

  「主よ、行かせてください。必要を満たしてください」という言葉から、「主よ、行きます。行けることを感謝します」という信仰の言葉へ、祈りの言葉を切り替えました。そして、祈ってくださっている方々にも、「ロシアへ行けます。感謝します」と祈っていただくことにしました。

  締め切りの日、最終確認の電話がかかってきました。しかし、費用がありませんでした。今回はキャンセルかと思い、そのことをも感謝していました。すると、すぐに1本の電話がなり、必要が満たされたのです。

  ハレルヤ、主は真実なお方です。主はこの信仰によって皆さんを祝福し、恵もうとしておられます。共に主に信頼しましょう。

イスラエル北野

み声新聞2006年7月9日号(370号) 」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)