イエスさまが来られた

  ノンクリスチャンの方にとっては信じがたいことでしょうが、神によって、イエスによって、神癒(しんゆ)は今も存在します。

  私の母は、かつてリウマチでしたが、祈りのミニストリーによって、いやされました。その後、心臓に問題があることが分かり、いやしを求めました。それゆえ、神もまたあわれんでくださり、奇跡的ないやしを受けました。エジプトのシナイ山を登りきることができるほどに、元気に回復しました。

  ところが、その後、戦いに入りました。いやされたにもかかわらず、症状が出るのです。「何だ。いやされてないではないか」と言うかもしれません。でも、いやされているのです。母は一つ一つ状況を感謝して、その上で、いやされたという信仰に立ち続けています。病に引き戻そうと、巧妙に企むサタンに対して、立ち向かっているのです。

  もちろん、医者による管理も並行して行っています。検査もし、薬も飲みます。妄信的なものではありません。しかし、主を拠り所とする者に対する主の誠実さを知っていただきたいと思います。

  数日前、夜中に急に、母の心臓の状態が悪くなり、私の妹が呼ばれました。妹が2時間半、母に手を置いて祈り続けたところ、イエスさまが来られ、妹の手の上にイエスさまの手が置かれたという確信があったそうです。それで、妹も母のそばから離れ、ふとんを敷きにいきました。ところが、妹は確かに向こうにいるのに、母は、妹が手を置いたところが同じように熱くなっていたというのです。手の重みとぬくもりを感じたそうです。

  「誰が手を置いてくださったのですか」と聞きたかったのですが、やめました。イエスさまだとちゃんと分かったからです。

  イエスキリストは、今も生きておられます。そして、病をいやされます。あなたを救うためにやって来られました。このイエスをあなたの心の王座に迎えましょう。

イスラエル北野

み声新聞2006年8月13日号(375号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)