霊の世界の危険性

 

 たばこが体に悪いのは今や常識です。しかし、それでも吸うことが止められない人々がいます。お酒もそうですが、自分で自分を制御できない状態に入ったなら、これは深刻な事態であると、認識すべきです。

 

 霊的世界もこれと同様です。興味本位に一歩踏み出すと、少しずつ深みに入っていき、とうとう帰れないところまで行き着いて、サタンにやられ放題にやられます。

 

 最近では、風水などがはやっていますが、あれも霊の世界と深くかかわっています。若い人たちはファッションかのように気軽に用いますが、主のものではない力が宿っており、それゆえ本当の神さまの祝福を受けられません。神は偶像を嫌われ、十戒でもそれは触れておられます。悔い改め、捨てるべきものです。しかし偶像は仏壇、印鑑、石など生活の隅々にまで巧妙に身を隠し、私たちは無意識のうちに使用しています。これらに対しては主の助けが必要だと思います。

 

 小学校の時、こっくりさんを初めてやりました。十円玉がすいすい動くことに驚き、いろんな霊からの情報を受け取っていました。しかもこのことに対する罪意識はありませんでした。

 

 それが敵の思うつぼなのです。気が付いた時には、私はもうサタンの奴隷でした。サタンは、魂をそして命を取りに来ます。どうしようもなく、何の光も希望も見いだせなくなった時、それが耐え難くて死を考えました。神がいない、それがどれほど重いことでしょうか。

 

 こういうわけですから、私たちは霊的世界を安易に考えることをしないようにしましょう。サタンによって、要らぬくびきを負わされることのないように。

 

 そして、私たち一人一人の罪を赦し、十字架にいのちを投げ出してくださったイエス・キリストに感謝しましょう。サタンは、主の前に敗れています。イエス・キリスト、この名を知り、この方と出会って、私の人生は一変しました。聖書はこのように語っています。

 

 「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです」(使徒の働き4章12節)

 

 キリストは、私たちに与えられた、唯一の救いです。

イスラエル北野