兆候

 先日、新型インフルエンザに関するテレビ番組を見ました。

 鳥インフルエンザは、鳥対鳥で感染することはあっても、鳥から人へ感染することは無いとされていましたが、すでにその感染は報告されています。問題は、その感染した人から他の人へと感染することで、人対人のこの型の鳥インフルエンザに関しては、当然ワクチンはありません。致死率は60%以上だと推定されているそうです。このインフルエンザの発症が報告されれば、世界で未曾有の大惨事となることでしょう。そして、この新型鳥インフルエンザの発症は、今や時間の問題だとさえいわれているのです。

 また、今、世界で懸念されている、地球温暖化などの環境にかかわるニュースを見ると、何かが、確かにやって来ようとしています。それは良い事ではありません。死の足音です。

 そして、聖書から未来を探るなら、世界の状況は良い方向には向かず、どんどん世界は悪い方に向かうことが書かれています。戦争、飢饉、災害等による大量死が次々に起こる世の中になっていくのです。

 マタイの福音書24章には、次のように書かれています。「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません」(35節)

 地ばかりではなく、天の万象まで巻き込んだ滅亡が、はっきりとここに予告されているのです。しかし、この後に、新たなる天地が来ることも、また聖書には書かれています。

 神のことば、すなわちイエスを信じる者は、この、後の世に希望を持ちます。

 突如として事は起こります。救いが語られているこの恵みの時に、神を信じ、神と和解し、イエスの救いを受けましょう。
 

イスラエル北野

み声新聞2008年1月27日号(第451号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)