祈りは聞かれる

 皆さんは祈りの力を知っていますか。聖書のコリント人への手紙第二10章4節には次のような1文があります。


 「私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどに力のあるものです」

 わたしたちの戦いの武器とは、主に、神への祈りのことを言っているのです。よく、「祈ることしかできませんけど…」というふうに語られる方がおられますが、とんでもない。問題解決に何より有効なのは祈りだからです。

 祈りは必ず答えを見ます。問題解決にはいろいろな方法がありますが、祈りにピントを合わせると、敵の要塞を破るほどの力強い答えを必ず目にします。特に具体的に祈ってみると、いかに神がそれに答えられたのかがよく分かります。

 ある牧師は、牧師になる前に会社勤めをしておられました。会社ですから日曜出勤を命じられることもあります。その時々に、祈りの声を上げ、主に求め続けたおかげで、常に日曜の礼拝を守ることができたそうです。

 わたしも先日、ある祈りの答えを見ました。ここでは詳しく話すことはできませんが、祈り続けるうちに確信が与えられ、また、「祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、その通りになります」(マルコの福音書11章24節)というみことばが響いてきました。結果は祈った通り、すべてがうまくいきました。

 祈りは聞かれます。また、神にとって不可能なことは1つもありません。どうぞ、イエス・キリストをあなたの救い主と信じ、神との和解を果たし、熱心に祈りを用いてください。神は栄光を現し、あなたのために答えてくださいます。



イスラエル北野

み声新聞2008年7月6日号(第474号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)