新天新地

 最近よく取り上げられるのが、環境問題です。今月7日から開催される北海道洞爺湖サミットも、別名、環境サミットといわれています。わたしたちの周りでは、自然に優しいというフレーズや、CO2 削減、エコブームという言葉をあちこちで耳にします。


  しかし、人の力でこの地球を良くすることができるでしょうか。

 聖書の黙示録を読むと、将来起こる事として、海が死者の血のようになったという記述や、太陽が毛の荒布のように黒くなり、月の全面が血のようになったというような、天変地異の様子が書かれています。

 聖書は、「初めに、神が天と地を創造した」(創世記1章1節)という一文で始まるのですが、その終わりは、大患難、イエス・キリストの再臨、そして新しい天と新しい地との到来で閉じられるのです。

 また、「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません」(マタイの福音書24章35節)とも書かれています。

 わたしたちは、天変地異を望んでいるわけではありません。しかし、人類の罪は、神のさばきに向けて、その目盛りを増し加えています。今、地球を取り巻く諸問題はその罪の結果です。これは動かすことのできない真実であり、その報いの日々がやって来ます。

 それ故、皆さんにお勧めします。イエス・キリストをご自分の救い主として信じ、この終末の時代にあって救いを達成してください。

 わたしたちの望みまた希望は、新しい天と新しい地にあるのです。万物が改まる時、再びイエスは王として来られます。永遠という時代を神とともに生きるようになるのです。

イスラエル北野

み声新聞2008年7月13日号(第475号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)