賛美もて仕える

 天国へ行ったなら、わたしたちはそこで神とともに永遠という時間を過ごすようになります。

 永遠です。何と重みのあることばでしょうか。そこでは、わたしたちは、何をして生きているのでしょうか。

 その答えは、黙示録の5章や7章を読んでいただくと、よく分かります。

 わたしたちは、万の幾万倍、千の幾千倍の御使いたちとともに、新しい歌を歌い、神の力と富と知恵と勢いと誉れと栄光を大声で賛美し、聖所で昼も夜も神に仕えているのです。

 強いて言えば、これがわたしたちの天国での仕事なのです。

 また、同14章には、「十四万四千人のほかには、だれもこの歌を学ぶことができなかった」(3節)という新しい歌のことが言及されています。

 賛美は段階があって、もっともっと天での大祝会に向けて、近づいていくものではないでしょうか。ただ歌うこと以上のものがあることは確かです。

 賛美は、この地上にいながら天国を学ぶための大切な鍵です。感謝と賛美をもって主に仕えること、これが今の世でも後の世でも、わたしたちを造られた王なる主の目的でもあります。

 聖書の詩篇には、「けれども、あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます」(22篇3節)と書かれています。

  わたしたちが、いと高き方を賛美するところに、神はそこを住まいとしてご臨在してくださいます。この深い神との交わりに、敵(サタン)は入ってくることができません。この圧倒的な勝利こそ、神さまのご栄光なのです。賛美はわたしたちの心に触れます。神を礼拝し賛美する、この恵みと天国の喜びに、ぜひあなたもあずかってください。


イスラエル北野

み声新聞2008年8月3日号(第478号)」 転載についてみ声新聞社の承諾済み(無断転載不可)