死の淵からの奇跡 ダウン症、てんかん発作
日々、神様によっていやされていくわが子を感謝します。
私の息子渉は現在9歳で、養護学校の訪問籍に在籍しております。彼は、ダウン症で生後3日目に腸閉塞の手術を受け、寸でのところで一命を助けられ、その1カ月後には両目の先天性白内障の手術を受け、心臓にも無数の穴が空いていたので、長い入院生活を送りました。
やっとの思いで自宅に戻りましたが、その3カ月後にはてんかんの大きな発作をおこし、泣き叫びながら意識をなくして病院に運ばれ、そのまま入院となり、てんかんという新たな試練も加わりました。退院後も体調は良くはなく、てんかん発作を起こしては、呼吸が止まり、毎年6~8回の入院退院を繰り返しては、何度も死の淵まで立たされました。
教会につながり出して間もない頃、彼が体調を崩し入院をし、今回は今までとは全く違って原因が分からず、あらゆる最新の治療を行っても日に日に悪くなるばかりで、私は途方にくれあきらめ、親族を呼び寄せているところに、牧師とカリスマ聖会のために来てくださっていた牧師がお見舞いに来てくださり、そこで重篤な息子にすぐいやしの祈りを始めてくださいました。
最初は小さな声でだったのですが、次第に声が大きくなり「主、イエスキリストの御名において、病よ出ていけ」と祈られ、私は何がなんだか分からなくなり、戸惑うばかりでオロオロとしていました。
しかしそれから、病院スタッフも私も驚くような奇跡が起こったのです。今まで肺のどこに溜まっていたのか分らなかった分泌物があふれるばかりに出てきて、呼吸状態も回復し、脈拍も安定してきたのです。主治医は首を傾げるばかりでした。
この時私は、神の存在を知り、哀れみをもって私たち親子を救ってくださったことを知りました。
その後、私が洗礼を受けました。聖会に参加する度にいやしの祈りをリクエストし、元気な彼に変えられることを喜びました。彼も神の家族となる洗礼を受けたいかとたずねると明確に応答し02年7月8日に洗礼を受けました。
今では、入院しない彼の姿、寝たきりで反応の乏しかった彼が、排泄を知らせ、自分から関わりをもとうとする姿に 1番驚いているのは、病院スタッフと養護学校の先生方です。
主は完全なる方で、主には不可能がないことを知りました。なにより彼のいやしを通して私たち親子は、神様を知ることができ、救われることができました。
あなたがたが信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます。
(マタイの福音書21章22節)
(広島県 織田奈々江、渉)
−み声新聞190号より抜粋−
教会では病のためにお祈りいたします。教会にお越しください。