末期ガン 余命6カ月からの大逆転
末期がんがいやされた 木坂万壽子さん |
付き添って半年も仕事を休んでくれた息子さんと |
ここしばらくで体重が7キロ増え、集会後にはみなと共に椅子片づけを手伝う。 これが余命6カ月と宣告されてから5カ月たった人の姿だと、誰が想像できるだろうか。
甲府市在住の木坂万壽子(ますこ)さんは、胃に違和感を覚え、昨年12月21日に受診した。胃潰瘍かなんかだろうと思っていたら、1月半ば、家族も呼ばれ、胃癌の告知を受けた。
彼女の胃癌はスキルス癌という特異なもので、転移の存在が確認されたステージ4だった。このまま放置すると半年しかもたないだろうと言われ、初めて「死」を意識したという。しかし同時に、子供のためにもまだ死ねない、見届けたいという思いもあった。
2月5日に行なわれた手術の結果、S字結腸の摘出が行なわれた。しかし転移が認められた、すい臓と腹膜、胃は、取りきることができなかった。
入院中の病院の採血部に、家の向かいに住んでいる看護婦さんがいた。その人はクリスチャンだった。術後3日目にはその人と娘さんがお見舞いに来られた。その時、不思議に彼女は「このふたりは神様のおつかいで、ここに来た」と、はっきり感じたという。その後、その人が出会わせてくれた牧師の導きでイエス様を信じ受け入れた。
牧師が家に来たとき、仏壇を破棄することを勧められ、そうした。すると、それまでの重苦しさが嘘のように消えた。それとともに、祈りの中で本当に安らいだ。癌と宣告されてから、夜、恐怖を感じることがあったが、祈ると不思議と「大丈夫」と思え、安心できた。
教会でもご自分でも祈り続ける中、病状もどんどんと改善され、はじめは480もあった腫瘍マーカーの値も、14(通常の人と同じレベル)まで下がった。
2月から服用している抗癌剤も、普通なら厳しいはずの副作用がほとんどない。おかげで体重は7キロも増加し、術後太る癌患者は見たことがない、と言われている。
摘出することができないと言われ、癌で覆われて堅くなっていた胃が、7月はじめの検査では、ほとんど普通の胃にもどっている。肯定的なことを言わないお医者さんも検査結果に驚いている。
−み声新聞220号より抜粋−
教会では病のためにお祈りいたします。教会にお越しください。