心室中隔欠損病の病の中 ~教会での祈りが答えられる
陸上部で記録を伸ばしてくださった
心室中隔欠損症
心室中隔欠損症の病がゆるされている中、 陸上部で活躍中の光輝くん |
息子は病があるとは思えないほど、普段の生活はとても元気です。私は、「陸上は無理なのでは?」 と思いました。しかし、息子が「どうしてもやりたい!」と言うので、病院に行き、主治医に相談しました。驚いた事に、あっさりOKが出ました。
陸上部へ入部
息子が陸上部を選んだのは、記録会以外は日曜日が休めるためでした。もう1つ、別の部にも入りたい部があったのですが、それは日曜日も練習に出なければいけないので、断念したようでした。教会の子供礼拝で、「何があっても礼拝は大切です!毎週礼拝に出られるように祈りましょう」と何度も語られていました。そのため、その言葉が心にあったようです。
毎日、授業が終わった後、部活の練習をして帰ってくると、ぐったりしていました。「大丈夫かしら?」と少し心配でしたが、主に祈りつつ、様子を見ていました。
初めての記録会
初めての記録会は、北九州の区の記録会でした。結果は、1500mが5分48秒でした。その後の大会では、選手に選ばれなくて、がっかりしていました。
次の大会に出られるように、ヤング祈祷会で祈ってもらいました。息子は毎日、練習を一生懸命頑張っていました。大会前に、選手の発表がありました。帰って来ると、「今回は、選手に選ばれた!」と、とても喜んでいました。
5分30秒が切れますように
それから、ヤング祈祷会で、「1500mを5分30秒、切れるように祈ってください」と言って、祈ってもらっていました。大会当日、1500m走のスタート前に、息子も「イエスさま、5分30秒を切れますよう、お願いします」と祈ったそうです。
大会後、帰って来て、「今日、22人中2位やったよ!」とうれしそうに言いました。記録も、5分20秒だったそうです。私も、驚きと喜びでいっぱいになりました。神さまの愛といつくしみを、息子に身をもって体験させてくださった事を心から感謝しています。
イエスさまが一緒に走ってくださった
左から光輝君・著者・娘さんの真実ちゃん |
心室中隔欠損症の息子が、陸上ができるとは思ってもみませんでした。ですから、2位になれるとは、なおさら思いもしない事でした。
この証しは、日曜日に記録会があって、礼拝に出られなかったので、火曜礼拝に出て息子が証しをしました。牧師から、「イエスさまが、光輝君と一緒に走ってくださっていたんだよ。これからも走る時だけでなく、何をするにも、まず、祈ってする時に神さまが、栄光を現してくださるよ!」と言われ、「はい!」と照れながら答えていました。
心室中隔欠損症が、完全に主によっていやされ、同じ病で苦しんでいる方々の希望として用いられる事を信じて、さらに祈っていきたいと思います。教会の祈りの力を、あらためて体験させていただきました。主に、心から感謝いたします。
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
(マタイの福音書28章20節)
「教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。」 (使徒の働き12章5節)
「教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。」
(エペソ人への手紙1章23節)
(福岡県北九州市 熊谷善枝)
−み声新聞329号より抜粋−
教会では病のためにお祈りいたします。教会にお越しください。