前置胎盤からいやし 祈りを通して胎盤が引き上げられた
帝王切開は嫌だ! 普通分娩で産みたい!!
著者の家族(左上・ご主人の広さん、 右上・著者、左下・光くん、右下・長男の実くん) |
2人目の検診
今年の1月の検診で2人目の子どもがおなかにいる事が分かりました。妊娠2カ月でした。2人目だったので「大丈夫」と思い、病院代を浮かせるため検診は2カ月に1回にしようと思いました。おなかの張りがあり、最初の時とは違うなと思いましたが、あまり知識もない私は「妊娠したら大なり小なりあるわ。ちょっとは仕方のないことや」と思っていました。
2月にカリスマ聖会があり、その時に、声帯ポリープがいやされました。同時におなかの張りも随分ましになりました。後から思えば私のフォローを主がなさってくださったのだと思いますが、長男の入園準備で忙しかったこともあって、結局3カ月間病院に行きませんでした。
診断は前置胎盤
ようやく妊娠5カ月ごろ検診に行きましたが、診察と検査の結果は「前置胎盤」ということでした。私の場合、産道に胎盤の一部分がかぶる部分前置胎盤でした。前置胎盤は出血しやすく、大量出血する可能性があり、流産・早産になりかねないとのことでした。先生からは「とにかく安静に。少しでも出血したらすぐに病院に来て」と言われました。
妊娠したと思われる昨年12月、わが家は引っ越しで大変な時期でした。私は妊娠に気付かず動き回っていたのに、流産もせず守られました。この子には特別な神さまの守りがあると感じました。先生の言う安静は到底無理でしたので、前置胎盤がいやされ子どもが守られるように私も祈り、教会でもとりなしの祈りをしてくださいました。
胎盤、目標の3センチに
それから2カ月後、7カ月検診で胎盤の位置は前置胎盤から低置胎盤(産道をかぶってないが胎盤が低置にある状態)に上がりました。しかし先生の言われる「胎盤が産道から最低2センチは離れてほしい」にはまだで、胎盤が上がらないと、最後は帝王切開になるとのことでした。それは絶対嫌だ!普通分娩で産みたいと思って、祈りにそれも加わりました。
しばらくして、やっと2センチになった時、先生はさらに「3センチを目指しましょう」と言われましたが、一応普通分娩でいける事になり、少しホッとしました。
6月には、どうしても行きたかった1泊2日の愛知万博と上高地への旅行に、「無理はしない」約束で行き、無事守られました。
妊娠8カ月後半の検診で、胎盤の位置はついに目標の3センチになりました。先生から「普通分娩でいけるでしょう」と言われホッとしました。出産時の多量出血時には帝王切開もあると言われましたが。
名前は光
そして予定日の8月6日を越え、8月8日に元気で大きい赤ちゃんが誕生しました。12時間の安産でした。前置胎盤だったので、早く産まれてしまったら肺も出来上がってないし体重も低かろう、何とか37週まではと思った子が、予定日より2日遅れて生まれ、何と3550グラムもありました!
主は祈りに応えてくださり、前置胎盤から低置胎盤に、最後には普通分娩できる3センチにまで胎盤の位置を徐々に引き上げてくださり、帝王切開をしないで済みました。心から主に感謝します。
子どもの名前は、「光(ひかる)」と名付けました。主から頂きました。
「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった」(ヨハネの福音書1章4、5節)
(奈良県田原本町 林田有希)
−み声新聞332号より抜粋−
教会では病のためにお祈りいたします。教会にお越しください。