弱さの中に働く主
〜5人のいやしの祈りの宿題〜


5人のいやしの祈りの宿題


 私は現在、神学生で、学びの中で御霊の賜物が開かれるためのカリスマの実践の学びをしています。毎週5人以上のいやしの祈りをするのが宿題です。賜物の働きを求めていながらもなかなか本気になれず、宿題となって、やっと、少し実践という「水」に入っていますが、5人がなかなか…。

 家族の者には、最初、「宿題させてね」と、気軽に入ってゆくのですが、気を遣いながら祈っている私。祈った後で、笑いながら「長いなぁー」と言われたり、祈ろうとすると「短く頼むわ」なんて言われたり、気持ちが引きながら祈っている私。最近は、主人から「おれが祈っているからいいわ」と返ってきたりします。先日は、冷却シートを貼り38・4度の1才半の孫が来たのに踏み出せない私。今思うと、頭に手を置き「熱よ。飛んでゆけ!イエスさまのところに飛んでゆけ!アーメン」だったら言えたのになぁーと、少し落ち込んでしまい、とても感謝な状態です。


信仰の友

 しかし、そのような悪戦苦闘している中にも、はっきりと祈りの力を体験させていただいています。それは、いやしの祈りを通して共鳴し合える信仰の友を神さまは私のために与えてくださっています。

  Yさんは、リウマチの病気で6回も手術をされました。そのYさんの弱さの中に、力強く働かれるイエスさまを見ます。

 2、3年前から、リウマチ因子は通常の健康体にもある因子よりも低いくらいで、また、血液検査や骨密度においてもお医者さんがびっくりするほど、良い結果が出ています。現在はリウマチの後遺症で全身の痛みと不自由さが残っています。



右足首の水が無くなった!

 夏ごろから週に1度、共に祈り始めました。1番に祈ってほしいと言われた右ヒジの痛みのために祈りました。そしたらその痛みが和らぎ、それだけでなく、そこにできていたこぶも小さくなっていきました。


いやされた信仰の友人のYさん

 また、右足首に水がたまったので、水を抜くと癖になるので、いやされるように祈り続けていたら、4回目くらいに、検査をしたら、水が引いている事が分かりびっくりしました。神さまがいやしてくださったのです。

 Yさんは「私は祈りで支えられているのよ。今週も祈りを待ち望む、それは信頼ということ。共鳴し合える祈りの中に『人にはできないことが、神にはできるのです』(ルカの福音書18章27節)という主の臨在と助けを覚えるのよ」と語ってくれます。



いやしを通して神の恵みを知る

 Yさんのいやしを通して、2人、3人共に祈るところに主が共に居てくださり、信じて祈り続けるところに、いやされ続けてゆく主の憐(あわ)れみと栄光を見ています。

 また、弱さの中に働く主の力を見せられ、日常生活の中で、何ら不自由を感じない当たり前さに慣れて、そこにある神さまの豊かな恵みに感動も感謝を持っていない自分が小さくされ、ゆるされ、いやされてゆき、さらに賛美と感謝をもって祈り続けていきたいと願っています。

(京都府 木畑妙子)

み声新聞 337号より抜粋−

   教会では病のためにお祈りいたします。教会にお越しください。

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