心と体のいやし: 割れたガラスで負った深い傷 それは心の傷の現われだった

■ 心のいら立ち

4年前、私は心のいら立ちでグラスを握り割りました。   割れたグラスにより、左手中指の指先にとても深い切り傷を負いました。   その傷によって、つめと皮膚が離れた状態になり、自然にくっつくことは4年間1度もありませんでした。   つめから離れてしまった皮膚は、硬くなりひび割れていつも出血していました。   その皮膚をカッターナイフで削っていましたが、すぐにまた硬くなりひび割れて出血する、という繰り返しでした。皮膚とくっつかないつめが変形していました。

 

■ 激痛が走る


   私は大工の仕事をしています。また、私は左利きです。腰道具に入れたビス(くぎのようなもの)を取るたびにビスがその傷に当たり、激痛が走っていました。また、バンドエイドで傷口をおおえば、心臓があるようにドクドクして痛いためバンドエイドも張れませんでした。見た目はたかが指先の傷ですが、痛点が多いためとても痛く、いつも不自由な思いをしていました。痛い思いをするたびに、「この傷はなぜ治らないのだろうか?!」と不思議に思いました。

■ 教会での祈り 気づいたらいやされていた


痛くて気になっているその傷のために、去年の5月ごろから教会の方々に幾度もいやしの祈りをしてもらいました。   11月のエジプト・イスラエルチームで「死海に指を漬けると治るかもしれない!」という願いで指先を死海に漬けてきました。しかし、いやされませんでした。   今年の1月8日、教会の方々といやしのための祈りをすることになりました。   「どこか祈るところない?!」と聞かれ、「今は、ないです」と答えましたが、「痛いところもないの?いつもの指は?」と聞かれて、思わず指を見ました。   すると、離れていたつめと皮膚がくっつき、硬くなっていた皮膚はほかの指と同じようになり、つめの変形もきれいに治っていました。あまりにもきれいにいやされていたので、驚き、うれしくて、思わず神さまをほめたたえました。   たしか、12月末に痛い思いをしながらつめを切ったので、10日間の間に傷が完全にいやされていたのは奇蹟だと思います。


■ 心と体のいやし すべては益に

 私は救われて1年になりますが、教会に初めて来た時、神さまに触れられて心の暗闇に光が注がれ一瞬にしていやされました。   それから、生まれ変わろうとする希望と力が与えられました。   グラスを握り割ったことや過去のいろいろな出来事が、すべて益になることで心がいやされ、肉体の痛んだところ、疲れたところが再生されて元通りになっていくということを体験しました。   いやされたことによって「いやしの祈りの素晴らしさ」を知ることもできました。いやしの祈りを通して神さまに触れられ、その心の傷、体の傷がいやされたことは私にとって奇蹟です。感謝します!

 

 

 

(大阪府大阪市 住吉 信行)

 

み声新聞第350号より抜粋−

 

教会では病のためにお祈りいたします。教会にお越しください。