<証し>白馬キャンプの恵み「いやし」

先天性鼻涙管閉塞が 完全にいやされた
白馬キャンプに参加しただけで

生まれた時から

 

私たち夫婦には子どもが2人います。下の子の聖華は昨年12月20日、3125グラムで生まれましたが、生まれた時からずっと目が開かないほどの目やにが左目に付いていました。産院で目薬をしてもらっていましたが、全く良くなりません。産院の先生からは、結膜炎などではなく涙が鼻の方へ流れていく管がふさがっているのではないかと言われ、目頭のマッサージを教えてもらって1カ月様子を見ることになりました。

  軽いものだとマッサージだけで治ることもあると聞いて、「治るといいな~。治らなかったらどうしよう」と思いながらもいやしのお祈りをしていました。そのころのデボーションで、「あなたの信仰があなたの娘を治したのです」というみことばが心に響きました。しかし、以前聞いたメッセージの中で、ことばを受けた後に信仰が試されることがあるというのを思い出し、怖くてそのことばを受け取れませんでした。そして、その事は忘れてしまいました。

 

先天性鼻涙管閉塞


先生に教えてもらった通りマッサージを続け礼拝でも祈っていただくと少し目やにが減るのですが、また戻るという状態が続くので、3月29日に県立病院を受診することにしました。

  産院の先生が言っていた通り「先天性鼻涙管閉塞」と診断されました。治療は、まず目薬を処方して1週間様子を見て変わらなければ処置します、ということでした。この病気の処置というのは、涙の通る鼻涙管に針のようなものを通すのです。

  私はそれがとても怖かったし、聖華に痛い思いをさせるのは嫌でした。とにかく祈りながら目薬とマッサージを続けたところ、1週間たって目やには止まりましたが、相変わらず涙は通らず、目はいつも潤んでいる状態でした。先生からは「目やにが出てないなら目薬で様子を見ましょう」と言われ、ほっとして感謝しました。が、目薬が切れると目が開けられないほど目やにが出る状態は続きました。

 

つらい検査


 4月25日に再度受診したところ「今回はちゃんと検査します」と言われ、涙が通るかどうかの検査をしました。聖華はとても泣いていました。私は外で祈っていましたが、とてもつらかったです。

  検査の結果は「一応涙は通るみたいだが、通るところがとても細いようです。また、目薬で様子を見ますが、変わらなければ次は処置させてもらいます」とのことでした。私が「処置したら良くなるんですよね」と聞くと、「良くなると思いますが、成長すると肉が付いてきてまたふさがる子もいます」と言われました。

  検査だけでも聖華の目には血がにじみ、検査後しばらくは目やにに血が混じっている状態でしたし、処置してもまた悪くなるかもしれないと考えると、もうどうすればよいのか…と落ち込みました。

  そのころのメッセージの中で、神から「いやす」と語られたのに求め続けるのは神の言葉を信じない不信仰になると聞いたとき、以前の「あなたの信仰があなたの娘を治したのです」というみことばを受け取れなかったことを悔い改めました。その後も礼拝や聖会で祈ってもらうと同時に目薬も使い続けました。

 


白馬に行っただけで


7月に入って目やにはさらに多くなりましたが、病院には行きたくなくて、すがる気持ちで祈りながら、使用期限の切れた目薬を使い続けていました。そんなある日、ふたが取れ、目薬をこぼしてしまいました。この目薬は病院でしかもらえないので、いつも慎重に扱います。もちろん、その時も慎重に扱いました。それなのにこぼれてしまい、「何で~???」と思いましたが、もしかしてもう目薬はいらないという神の語りかけかもしれないと感じました。その後は目薬をやめて、感謝の祈りをし続けました。

  そして白馬プレキャンプ前日の7月24日、目やにが少しだけ減りました。「もしかして…」とも思いましたが、まだ分からないと思い、とにかく感謝して白馬へ行きました。そして 26日の朝起きて見ると、目やには全く付いていなかったのです。白馬で誰に祈ってもらった訳でもなく、ただ白馬キャンプに行っただけなのに、まるで病気でなかったかのようにきれいになっていました。きれいすぎて驚きを通り越してしまいます。その後も現在まで目やには全く出ていません。「先天性鼻涙管閉塞」は完全にいやされました。  


主のいやしのみわざは、少しの痛みもなく、何て表現してよいのか分かりませんが、とにかく本当にきれいです。そして私の未熟さや失敗にも深いあわれみで答えてくださり、感謝するばかりです。主をほめたたえます。すべての栄光を主にお返しいたします。


【先天性鼻涙管閉塞症、新生児涙嚢炎とは】
 涙は涙腺で作られて眼球表面を潤し、目頭にある涙点という小さな穴に吸い込まれます。
吸い込まれた涙は細い管(鼻涙管)を通って鼻の奥へと流れます。
この管の途中(主に鼻腔への出口の部分)に膜のようなものが残り、
行き止まりになってしまった状態のまま生まれてくる子どもがあり、
これを先天性鼻涙管閉塞症と呼びます。
この場合、涙は行き場を失ってしまうため、赤ちゃんはいつもたくさんの涙を
目に浮かべているような状態となります。
うまく涙が流れないため、この管のなかで細菌感染を起こすことがあり、
これを新生児涙嚢炎(るいのうえん)と呼びます。こうなると、目に涙がたまる症状のほかに、
目やにが多く 出るようになります。

 

(奈良県生駒市  陸田忍)

 

み声新聞379号より抜粋−

 

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