高齢の元医師、救われ、いやしを体験!
「この問題の解決には神さまの助けが必要です。先生、教会に行きましょう」
いやしを求めて教会へ
「草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ」イザヤ書40章8節
2009年9月2日、弘前カリスマ聖会に出席された元医師、木村然二郎さん(80歳)の頭痛がいやされました。9月1日に救いを受け入れられ、今、許されている問題の解決と、記憶力障害、執拗(しつよう)な頭痛などのいやしを主に求めて聖会に導かれました。
わたしは、この元医師宅の従業員ですが、主の助けを祈り求め、そして木村氏に言いました。「この問題の解決には神さまの助けが必要です。先生、教会に行きましょう。教会ではいやしの働きが次々起きています。祈ってもらいに行きましょう」。返事はオーケーでした。
しかし、聖会に出席するには高いハードルがありました。80歳という高齢と記憶障害があるので、迎えと付き添いが必要ですが、居ないのです。聖会開始時間の午後7時台は、夕食後、就寝する可能性が高く、1人になると聖会を忘れてしまう恐れがあり、難しいことです。しかし神さまは助けを与えられ、無事来ることができました。
主はあなたに計画を…
ミニストリーではP牧師を通して「もう嫌になってしまった。というのがすべての原因です。嫌になってしまった1つ1つを感謝するように」という知恵・知識のことばが語られました。「家内が亡くなって、もう何もかも嫌になってしまった」が口癖だった木村氏は、自分の日ごろの口癖を言い当てられ、とてもびっくりしていました。また、「お歳は召しておられますが、主はあなたに計画を持っておられ、この後になすべきことがあると仰せられます」とも語られました。このことばは、木村氏の心に深く触れられました。折々、「『あなたにはなすべきことがある』と、どこからか聞こえてくる。そうすると、生きなければと思わされる。やるべきことって何なのだろう」と言いつつ、神さまに問い掛けておられました。
要らなくなった頭痛薬と誘眠剤
また聖会の時までは、安定剤と誘眠剤のせいでいつも重い石を載せているような頭痛があったそうですが、「あの牧師に頭に手を置いて祈ってもらったら、頭の重いのがスーッと取れて痛みが無くなってしまった。不思議だ」と何度も言っておられました。聖会以降、頭痛薬と誘眠剤はまったく飲まなくなりました。そして、「半信半疑で教会に行ったけど、確かに神さまっているんだね」と言われました。
それから3日後、記憶力障害の原因を調べるため、脳のMRI検査がありました。お医者さんは「脳の一部に梗塞(こうそく)はありますが、歳相応の脳です。今は年1回の検査で十分です」と脳は異常なしという結果を下さいました。本人はがんによる記憶障害ではなかろうかと心配していたとのことでしたが、聖会で祈ってもらい、頭痛が取れた時、「検査は大丈夫かもしれない…」と思われたそうです。
心の奥底に触れられ…
2009年4月に奥さまが急死されたことで、元医師として自分を責め続け、生きることにも意味を失い、失意のうちにすべてが嫌になり、どうにでもなれと思っていたそうです。2人家族から、突然、独りの生活になり、自問自答する日々の中で「妻は薬を服用して自殺したのではないか」と思うまで、自分を追い込んでいったようです。
語ることもできない心の奥底に主は触れられ、救いを受け、聖会出席から2週間後、顔を晴れ晴れさせて言われました。「今までずっと家内は自殺したと思ってきた。でも今朝、ストンと、ふに落ちて『自殺でない』と分かった。神さまが教えてくれたのだと思う」と語ってくださいました。主は一番つらい所に光を当て、苦しみを取り除き、解放を与えてくださいました。
恐れからの解放
また、9月1日の救いに先立って、聖書を購入しました。きっかけはThe Light of Eternal Agapeのホームページにあった牧師夫人の証しで、毎日賛美と聖書朗読をされ、礼拝出席されたことによりお母さまがいやされたことを知ったからです。それから聖書朗読と賛美を始め、いやしの祈りの時に、救いを受け入れることができたのです。予想外の自分より早い妻の死、独り暮らしの先々の不安、記憶が失われていく恐れ、身近なトラブル、不安から来る不眠症の中での救いでした。木村氏は聖会で受けたいやしの驚きを会われる方々に証しています。
主は求める者に答え、力を与え、恐れを消してくださいました。真実なる主に心から感謝をささげ、主の御名をほめたたえます。
(青森県 鈴木栄子)
編集部注:この記事は木村然二郎さんの許可を得て、鈴木栄子さんが書いたものです。
木村然二郎さんとご親族ほか。後列右が筆者の鈴木栄子さん
−み声新聞 552号より抜粋−
教会では病のためにお祈りいたします。教会にお越しください。