食道がんがいやされた!
医師も「後の人生は神のみぞ知る」食道がんが見つかった

 

わたしの母は、大腸がんの手術をしたので、その後、定期的に病院に通い、検査を受けていました。その検査で、食道がんができていることが分かりました。病院の先生からは、放射線治療をして様子を見るか、いきなり手術をするかを選んでくださいと言われました。神さまに祈って、放射線の治療をすることを選択しました。放射線の治療のために最低1カ月間の入院をすることになりました。放射線治療は、化学療法(抗がん剤)も伴うため、副作用に対して非常に恐れがありました。特に母は、一般的に言われている副作用の1つである「髪の毛が抜ける」ということに不安がありました。嘔吐などで食事が食べられなくなるのではという恐れもありました。

 

あなたの信仰の通りになれ


わたしは神さまに、ことばを求めました。「神さま、どうしたらいいでしょうか」と。神さまは、礼拝のメッセージを通して、「あなたの信仰の通りになれ」と語ってくださいました。それから、信仰の歩みを徹底しました。告白をすべて変えました。否定的な言葉を出さないようにしました。母の「髪の毛、抜けたらどうしよう」という言葉には、「神さまが守ってくれるから大丈夫!」と告白を変え、「この事を通して神さまは素晴らしいことをしてくださる!」と信仰をもって、感謝し、賛美し、主を礼拝しました。

 

入院前のごちそうは…


  わたしには、1つの計画がありました。治療も大変で、食道がんだから、退院しても、すぐにご飯はまともに食べられないだろうから、入院前においしいごちそうを母と食べに行こうと思っていました。その時、聖霊さまに語られたのです。「それは、退院後にご飯が食べられなくなるという不信仰の歩みですよ」と。不信仰に気付かされました。そして、そのごちそうを食べに行くことをやめて、退院したら必ず元気に働けるようになるという信仰の歩みで、動きやすいズボンを母と2人で買いに行くことにしました。

 

守られた入院生活


  放射線治療のための1カ月の入院は、完全に守られました。恐れていた「髪の毛が抜ける」という副作用からは守られて、まったく髪の毛が抜けることがありませんでした。食事は、入院中の全部の食事を完食し、退院時には、太って帰ってきました。土日には、自宅に帰ることができたので、欠かさず日曜礼拝に出席し、祈ってもらいました。教会で祈った祈りのすべての祈りが聞かれ、1カ月間を楽しく過ごすことができ、教会の祈りの力と守りを深く体験することができました。

 

あなたがたは、心を騒がしてはなりません


  退院して1週間後、検査の結果が出ました。先生からは「根っこが残っているので、手術をお勧めします」と言われました。わたしたちはショックでした。しかし、その日のデボーションから、 「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」(ヨハネの福音書14章1節)
から語られました。「そうだ、大丈夫だ!」と信仰が与えられ、再び感謝し、主を信頼し、教会であきらめずに祈り、神さまに手術しなくてもいいように、いやされるように求めました。1週間後、手術の説明を受けに、部長先生のところに行きました。すると、「がん細胞はどこにも見当たらないので手術をしなくてよいです」と言われて、わたしたちはびっくり。神さまの真実に感動しました。

 

「後の人生は、神のみぞ知る」


  最後に、部長先生は言われました。「三浦さん、後の人生は神のみぞ知る。これからどうなって生きていくかは、神の領域。僕らは、そこに介入することはできない」と。その時、確かにこの事柄に神さまが介入してくださっていたことを確信することができ、再び、神さまに感謝をささげました。

 

主の完全なるいやし


  退院後、母は2週間後には、以前の職場に復帰しました。食道がんで1カ月間入院していたのが、まるで夢だったかのように、元気に働いています。職場の皆さんからは、「恒子さん、元気だな~。食道がんだったなんて信じられへん」と言われています。先日、退院3カ月後の検査がありました。根っこが残っているように思えた患部はまったく無くなっており、お医者さまからは「きれいに治ってるね~」と言われました。神さまは完全にいやしてくれました。この病気が許される以前は、教会を休みがちだった母は、今は日曜礼拝も火曜礼拝も欠かさず通っていま す。主に栄光をお返しいたします。

 

 

 

(三重県 三浦栄子)

 

み声新聞2010年12月26日号(第603号)より抜粋−

 

教会では病のためにお祈りいたします。教会にお越しください。