第63回 ルイジアナ旅行


※ 「ロッキー山脈からPraise the Lord!」は、月刊「雲の間にある虹」(雲の間にある虹出版)の人気連載です。 当コンテンツでは、上舘牧師の感謝の証しが含まれている記事をそのまま転載しております。


夫のクリスマス休暇を利用して、ルイジアナ州のバトンルージュに行ってきた。片道21時間。その距離約2000キロ。
バトンルージュには義理の弟夫婦が住んでいて、彼らが新しい車を購入したので、古い車を夫に譲ってくれる、というので行って来たのだった。行きは、夫と私と2人で交代で運転し、帰りは車2台、交代なしで運転という状況だった。

実は、夫は、結婚する前、ものすごいオンボロ車に乗っていた。私の査定では、全米でもトップクラスのオンボロ車だった。見た目も、中身もボロボロで、寒いと走らない車だった。バージニアからデンバーまで持ってくる価値もないと思ったので、デンバーに引っ越す前に処分してもらった。以来、夫は車なしで生活してきた。でも、車がないと何かと不便なもので、事あるごとに、神様に車を祈り求めていた。

私は、以前、車の窓ガラスを割られて、カーステレオが盗まれ、それが原因で車の電気系統が狂い出し、廃車となった経験があった。しかし、感謝と賛美を学んでいたので、この件に関して一切不平不満を言わないことに決め、徹底して感謝し喜ぶ対応をしていたら、日本車の新車が無料で与えられたという、神様のみ業が現されたことがあった。

夫と車を求める祈りをしていた時、夫がこんな祈りをしていた。「妻に車を無料で与えてくださった神様。私は同じ神様を信じております。どうか、私にも車が無料で与えられますように」。そんな、車が無料で与えられるなんて、そう何回も起こる事ではない、と思いながらも、必要だったので祈っていた。そしたら来たのだ…BMWが…それも、コンバーチブル(オープンカーになるタイプ)でコンディションの良いものが。私たちが祈っていた時、無料の車なので、オンボロでも走れば上等と思いながら祈っていた。しかし、神様は、私たちの願った以上の素晴らしい車を用意しておられた。

もらった車と一緒に夫が記念撮影したのだが、ちょっと悪いけど「BMWが超似合わない」と思ってしまった。でも「擦り切れて穴のあいたズボンをはいてる夫がBMWか~」と、私たちの思いをはるかに超えて働かれる神様の素晴らしいみ業に感動を覚えた。Praise the Lord!


 さて、長距離運転というと、眠気との戦いが大変だが、私はよくバリバリ食べる歯ごたえのある物、日本ならせんべいとか、アメリカならケトルチップスという堅いポテトチップスを食べる。ボリボリ食べる時に、脳に刺激が行く感じがして眠気が覚める。

今回も、ボリボリ食べて運転したのだが、もう1つやったことがある。感謝と賛美だ。後ろの席で寝入っている娘と留学生のRちゃんにはちょっと気の毒だったが、すごく大きな声で神様を賛美し、ダンスしたかったけどできないので片手を振って神様をほめたたえながら運転した。

悪天候のため、ニューメキシコの高速が全面通行止めになったり、ダラスで道に迷ってしまったり、ちょっとしたトラブルは許されたが、そのたびに、「今、この只中にあっても神様は最善をなしてくださっています」と告白し、感謝で乗り切った。しかし、帰り道、コロラド州に入ってすぐの所で、夫の運転する車の様子をバックミラーで確認しながら、凍った道を進んでいたら、夫のBMWが大きくスピンし、周りの車が混乱していくのが見えた。「事故だ」と瞬時に思ったのだが、数分前まで「この只中にあっても神様は最善をなしてくださっています」と告白していたので、この事故の中にも神様の最善がなされている!という確信と喜びがわいてきて、驚くほど落ち着いて対応することができた。主の完全な守りの中、夫は他の車に接触することなく、うまく道を外れ路肩で止まっていた。

感謝と賛美をしながら運転していく中で、主がともにおられる恵みを実感する祝福の時間をもつことができた。ハレルヤ!

 

月刊「雲の間にある虹」2012年2月号より転載