賜物を用いる教会会

カリスマについて

カリスマとはギリシャ語のカリス(恵み)を語源としたことばで、御霊の賜物のことを現わします。
第1コリント人への手紙12章から14章に、この御霊の賜物に関して書かれています。

御霊の賜物は9つありますが、聖霊のバプテスマを受けたクリスチャンであれば、一つ以上の賜物の現われが与えられると書かれています。

 

聖書では「御霊の賜物」は教会に与えられたものであり、教会の管理の中で、秩序をもって用いるとともに、吟味の必要性が語られています。従って、カリスマを用いてく土台は、教会の管理と吟味にあることを覚えておく必要があります。

この御霊の賜物を正しく用いていくのであれば、私たちは神様の素晴らしいみわざを見ることになり、主の栄光が現されます。

 

■聖書に書かれている9つの賜物

知識のことば: 人の知識でなく、神からの知識(情報)。神によって知らない情報が与えられます。

 

知恵のことば: 知識のことばの運用。さらに情報が与えられたり、指示されたりします。知識のことばと共に用いられることが多い。

 

信仰: 特別な信仰が与えられている人の信仰のこと。信仰の賜物の人は、その信仰を告白し、証しすることを通して、他の人々の信仰が引き上げられます。

 

いやし: 肉体的な病気やケガ、精神的な病気等のいやしが顕著な形で現われる賜物。病気自体のいやしを目的とする場合と、病気のいやしを通して人々の救いを導くという目的があります。

 

奇跡を行なう力: 理論的に考えるとありえるはずでないことが顕著に現われる賜物。死人がよみがえったり、眼球のない人に眼球ができて見えるようになるのは、この賜物の範疇です。


預言: 神のことばの全体を預かって語る賜物。教え、勧め、慰め、励まし、罪を示す、予告、予知、警告、導き、指示等、様々な機能があります。特に神に聞き従って歩む時に預言を通しての指示、示しは神の働きを進めるための大きなポイントとなります。また、終末において預言が特別な位置にあることが聖書を通して理解できます。

 

霊を見分ける力: 神からのものと、サタンや人間からのものとを見分ける賜物。終わりの時代に様々な霊の働きがでてくるので霊を見分ける力の賜物は重要です。

 

異言: 聖霊によって、人には分からないことばで語る賜物。メッセージと祈りという側面があります。メッセージの場合、異言の解き明かしが必要になる場合があります。

 

異言を解き明かす力: 異言を解き明かす賜物。外国人説教者が来た時に通訳が必要なように、誰にも理解できない異言は解き明かしが必要になります。