イディー・アミン大統領
1925年、ウガンダ北西端の少数部族カクワ族のイスラム家庭に生まれた。ボンボのイスラム学校を卒業し、46年に英国植民地軍に入隊。61年には中尉に昇格した。
ウガンダ独立後、ミルトン・オボデ大統領に協力し、軍参謀長になる。オボデが外遊中1971年クーデターにより大統領に就任した。
「アラーのお告げ」と言って国内の外国籍アジア人5万人を追放。結果的に経済的打撃を受けた。独裁により国民約30〜40万人を虐殺。1979年反体制派の攻撃で失脚。2003年亡命先のサウジアラビアで死亡。